P26 国立国会図書館デジタルコレクション蔵
P26_1
(読み)
近 江 國 濱 蚊帳輸出 圖
おうみのくにはまかやゆしゅつのず
蚊帳ハ麻苧(まを)を多 く越 前 の
かやは まお をおおくえちぜんの
國 より求 めて當 國 坂 田。浅 井
くによりもとめてとうごくさかた あさい
伊香の三 郡 尓て織 立 藍 を
いかのさんぐんにておりたてあいを
以 て下染(したぞめ)を奈し刈安(カリヤス)といふ
もって したぞめ をなし かりやす という
染 草 尓て上 染 を奈し糊(ノリ)
そめくさにてうわぞめをなし のり
尓て張 多て長 濱 へ轉 賣
にてはりたてながはまへてんばい
す同 所 尓天高 村・沖 風
すどうしょにてたかむらおきかぜ
卯の花・曙・ 養 老 など
うのはなあけぼのようろうなど
各 々 銘 をつけて東 京 へ
おのおのめいをつけてとうきょうへ
輸出 すること尤 夥(オビタゞ)し
ゆしゅつすることもっとも おびただ し
(大意)
略
(補足)
奥に見える湖は前頁とおなじくやはり琵琶湖。蚊帳は現在では東南アジア・アフリカでは必需品で、マラリヤ・デング熱などの蚊による熱帯病を防いでいます。
この画の地面の茶色から薄緑にかわっていく濃淡は前頁と全く同じです。右側の蔵の前での力自慢、筵(むしろ)でくるんだ重さはどれほどでしょうか。白く屋号のある背を見せている職人さんの腰には煙草一式がくくられています。左側と奥ではその荷造りの様子が描かれています。こんなふうにしてたのかと興味津津です。また馬に荷を乗せていますが、こちらは近くに出荷するためのものでしょう。














