P4 国立国会図書館デジタルコレクション蔵
P4_1
(読み)
大 和 國 葛 之粉製 図
やまとのくにくずのこせいず
扨 もミ出したる汁 を布 の袋
さてもみだしたるしるをぬののふくろ
尓入 て絞 り再 び木綿 袋 尓入 天
にいれてしぼりふたたびもめんぶくろにいれて
漉(コ)し一 日 の間 静定(シスメ)上は水 を捨
こ しいちにちのあいだ しずめ うわみずをすて
可多まりを乾 し底 尓付し黒
かたまりをかわかしそこにふしくろ
き粉 を別 耳又 澄(スマ)し桶 尓入
きこなをべつにまた すま しおけにいれ
て可起まぜ沈 降 する尓志多可゛
てかきまぜちんこうするにしたが
ひ上 水 を取り此 ごとく再 三 尓及 ひ
いうわみずをとりこのごとくさいさんにおよび
て乾 し多るを灰 と布 を敷 多る
てかわかしたるをはいとぬのをしきたる
晒匣(サラシバコ)尓いれて日尓干須也 是を
さらしばこ にいれてひにほすなりこれを
灰 くすといふ。此 灰 くすを前
はいくすという このはいくすをまえ
の如 く水 干 する事 七 ハ 度尓
のごとくみずぼしすることしちはちどに
して後 厚 紙 を敷 多るさらし
してのちあつがみをしきたるさらし
箱 尓入 日尓干 多る可゛則 葛 粉也
ばこにいれひにほしたるが すなわちくずこなり
(大意)
略
(補足)
この説明書きは巻物を意匠として記されています。この巻物の柄も画ごとに異なっているという凝りよう。
このBlogの一番の目的は変体仮名の学習です。ですのでここでの作業はすでに翻刻されて現代仮名遣いになっている本やネットの文章をもとのかたちにもどすことでもあります。
左側に「画工 大賀町四番地 安藤徳兵エ(がこう おおがまちよんばんち あんどうとくべえ)」(現在の東京都中央区八重洲付近)とあります。明治時代の浮世絵師「3代目 歌川広重(うたがわ ひろしげ)」です。
葛粉というと、すぐに京都は鍵善(かぎぜん)のくずきりをおもいうかべてしまいます。若い頃父のお供でよく行きました。
作業場の外は、前回と同じ風景、すすきの穂と葛の花や莢(さや)が描かれています。










